Artist: Dina Ogon Title: Orion Label: Playground Fomat: LP スウェーデンのバンド、Dina Ögon (Your Eyes)のサード・アルバムがリリース。 Dina Ögon は、同じスウェーデン出身であるスヴェンワンダーの録音にも参加するギタリストの Daniel Ögrenと、スウェーデンのプログロックからフォークバラードまでを自在に表現するシンガー Anna Ahnlund によるバンド。 温かく美しいハーモニーで、時折懐かしさも感じられる、年代や国を超え、彼らのセンスで調理されたスカンジナビアン・ソウル。 フリートウッド・マック、エリス・レジーナ、スティーヴィー・ワンダー、エル・ミシェルズ・アフェアーなど、多種多様な音楽からの影響が感じられ、彼らの音楽に対する自由な向き合い方が全体を通して感じられる。 1曲目の「Jag vill ha allt」は、ゆっくりとしたテンポで、涙腺を刺激する美しいメロディとコーラス、流麗なピアノが印象的な冒頭にふさわしい曲。

Artist: Nora Guthrie Title: Emily's Illness c/w Home Before Dark Label: em records Fomat: 7" サイケファン、ソフトロックファン感涙の超名曲シングルが14年越しリプレス。 装丁デザインを刷新、レーベル面、ジャケット方式を変更し、さらに2009年版に掲載できなかった貴著な写真や歌詞も掲載した完全新仕様でのリリース。 アメリカのフォーク・ミュージシャン、ウディ・ガスリーの娘で、シンガーソングライターのアーロ・ガスリーの妹、また、著名なイディッシュ語詩人アリーザ・グリーンブラットの孫娘であるノラ・ガスリーが1967年、17歳で発表した唯一のそして宝物のようなシングル。「Emily’sIllness」はビーチボーイズ『PetSounds』のような音像と、耽美的なサイケデリア/アシッドフォーク感覚が併存した奇跡のような美しい曲として60年代音楽マニア界隈を越えてきき継がれる傑作だ。 「Emily’sIllness」の歌詞はアメリカを代表する詩人エミリー・ディキンソンへ充てたオマージュといわれ、本盤のジャケットに使ったノラの当時の写真もディキンソンの時代世界を思わせる。この曲を書いた当時18歳のエリック・アイズナーはノラのボーイフレンドであり、フィフス・アヴェニュー・バンドの前身となるストレンジャーズというバンドでピーター・ゴールウェイと一緒に活動していた。エリックとノラは当時ジョアン・ジルベルト(とその歌い手のアストラッド)に夢中で「Emily’sIllness」にも「HomeBeforeDark」にもその影響を聞き取ることができるが、何よりも歌手として全く素人のノラを歌わせたことで別のミラクルが発生。録音面では職業音楽家のアーティー・シュロックが印象的なハープシコードや弦楽器を入れて耽美的な世界を演出した。(なお、その後エリック・アイズナーがハウディームーンに提供した「NoraLee」とはたぶんノラ・ガスリーのこと。) +BioVinyl™使用 ※CO2排出量ゼロ/100%循環リサイクルできる画期的な新素材 +6面折り込みジャケット +貴重写真、歌詞掲載

Artist: Margo Guryan Title: Take A Picture Label: SUNDAZED Fomat: LP 1968年ソフトロックの傑作が超レアなモノ・ミックスでアナログ再発!! 窓から外を眺めるMARGOのジャケットが印象的な68年に残された名盤。かつては幻の名盤としてマニアに名高い一枚でしたが90年代の発掘再評価を経て今や全音楽ファンに知られる基本の一枚となりました。MARGOが全曲の作詞作曲を手掛けており、しかも彼女はウィスパー・ヴォイスの持ち主。ジャジーな曲もあればSPANKY AND OUR GANGのカヴァーでヒットした"SUNDAY MORNING"を作者自ら歌うオリジナル・ヴァージョンやCLAUDINE LONGETが歌った"THINK OF RAIN"も収録しており、まさにソフト・サイケ・ファン必聴の名盤といえます。しかも今回、ラジオ・プロモしか存在していなったレアなモノ・ミックスを採用してのLPリリース!!