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Tropical Man / Mis Filos - Menahan Street Band feat. Roge
¥2,450
SOLD OUT
Artist: Menahan Street Band feat. Roge Title: Tropical Man / Mis Filos Label: Diamond West Cat No: DWR1004LP Fomat: 7" 2024年の夏、もっとも熱いとされた12インチが7インチに! ヴィンテージ・ソウルと、ブラジリアン・ミュージックのハイブリッド! 身も心も躍り弾む珠玉の2曲。 ギタリスト"THOMAS BRENNECK"を中心に、"DAP-KINGS"、"BUDOS BAND"、"ANTIBALAS"、"EL MICHELS AFFAIR"のメンバーで構成され、これまた2024年に深く深く刻まれた名アルバム、"Clairo"の『Charm』が放つジャジーで極上ヴィンテージ・ソウルなトーンをも支えているスーパー・バンド "MENAHAN STREET BAND" が、セウ・ジョルジ、ガブリエル・モウラらと並び、サンバ・シーンの看板で、ここ15年リオデジャネイロで最もエキサイティングなシンガー・ソングライターの一人"ROGE"をヴォーカルに迎えて贈る、この夏もっとも熱いとされた12インチの発表から大興奮冷めやらぬうちに、 なんとも嬉しい7インチ化! 70年代初期の未発掘ソフト・サイケ・サンバ・ソウルかと見紛ってしまうほど、超最高のレアグルーヴ感。ブラジリアンを感じるヴォーカルとコーラスワーク、キレキレのフェイザーが効いたファンクなドラミング、語尾がリットするホーンフレーズが素晴らしい「Tropical Man」。そして"ROGE"の子どもたちへ贈る、ミッドテンポでシンプルな、"間"を感じるサンバ・ソウル「Mis Filos」の2曲を収録! この機会をお見逃しなく!
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Solstice Concert - Fabiano Do Nascimento
¥4,950
Artist: Fabiano Do Nascimento Title: Solstice Concert Label: Leaving Records Cat No: LR252 (Sun Burst Vinyl) Fomat: LP これは素晴らしい!LAを拠点とするブラジルのギタリスト、ファビアーノ・ド・ナシメントがサム・ゲンデルらと行ったライブを収録したアルバムがリリース。 ショーロやボサノヴァ、エグベルト・ジスモンチ、エルメート・パスコアルに至るまで、ブラジルにおけるギター音楽の歴史を継承しつつも、アンビエント的な感性も持ちあわせ、ブラジル音楽という枠をこえ支持されるファビアーノ・ド・ナシメント。ハイペースで発表する作品はそれぞれに意匠が異なり、そのどれもが傑作という驚異的なアーティストだ。 本作はそんなファビアーノ・ド・ナシメントが、盟友サム・ゲンデルをはじめとするLAのミュージシャン達と行ったライブを収めたもの。レパートリーは自身の楽曲がメインだが、エルメート・パスコアルの「Ilza na Feijoada」、そしてエルメート・バンドがかつて録音した「Alexandre, Marcelo e Pablo」(作曲はネネー)のメイン・メロディーを引用した「Nene's song」もチョイスされている。バンドが徐々に熱を帯びていくにつれ、会場が色めきだち、最終的にはバンド全員が完全に同期。興奮する会場の雰囲気までもが見事に真空パッケージされた実に生々しいライブ・レコーディングだ。 もともとリリースの予定はなかったものの、その素晴らしさゆえ、このたび LEAVING RECORDS から作品化されることに。伝統を踏まえながらも、ジャンルにとらわれず、魂の赴くままにその音楽性を拡張してきたファビアーノ・ド・ナシメントの魅力が凝縮された、ある種の集大成ともいえるその内容は、間違いなく彼の最高傑作のひとつと言える。 Fabiano do Nascimento - 7-string guitar, soprano guitar, and electronics. Sam Gendel - soprano saxophone and MIDI saxophone. Gabe Noel - the electric bass. Tamir Barzilay - drums, percussion, and electronic drums. Art direction Sam Gendel Mastering Matthewdavid All Songs Fabiano do Nascimento except "Ilza na Feijoada" by Hermeto Pascoal and "Nene's song" which the main melody is from "Alexandre, Marcelo e Pablo" by Nenê.
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Libre-Free - Brooklyn Sounds
¥3,900
Artist: Brooklyn Sounds Title: Libre-Free Label: Brooklyn Sounds Cat No: VAMPI311 Fomat: LP ・試聴 https://vampisoul.bandcamp.com/album/libre-free 名門 MARY LOU 系列の SALSA レーベルに残されたブルックリン・サウンズの激レア2NDアルバムにして、NYアンダー・グラウンドのストリート感覚溢れるハードサルサを聞かせるラテン~レアグルーヴ・ファン垂涎の一枚が待望の世界初LP復刻!!! 1970年代初頭のニューヨークの自治区で勢いを増していたインディーシーンにおける数少ないサルサバンドの一つであったブルックリン・サウンズ。ファニアをはじめとするメインストリームのラテン音楽業界からのサポートを持たない彼らの、メジャーと一線を画す創造性と反抗心のスパークは、ひとときではあったものの今だに色あせない輝きを放ち、多くの音楽ファンやDJの心をつかんで離さない。 1STアルバムとは対照的に、本作ではスローな曲が少なく、自信に満ちたクリエイティブなアレンジが満載。生々しいトロンボーン、オリジナリティあふれる燃えるようなピアノ、迫力のあるパーカッションが奏でる重厚なアンダーグランド・サルサドゥーラの連続。アンセムともいえる高揚感あふれる「Libre soy」や、冒頭に「Moliendo cafe(コーヒールンバ)」の引用がある「Ha llegado el momento」、ミッドテンポの「Guaguancó tropical」などなど、サルサ史上にのこるキラーチューンを多数収録。バリオの雰囲気とカリブのスイングが完璧に融合した、最高のニューヨリカン・サルサの逸品だ。 近年ヒスパニックの存在感が増すUSにおいて、本作の人気も天上知らず。オリジナルはもはや入手不可、市場に出たとしても6桁は確実な超ド級レア盤なだけに今回のリイシューはまさに快挙
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Nyron Higor - Nyron Higor
¥4,700
Artist: Nyron Higor Title: Nyron Higor Label: Far Out Recordings Cat No: FARO248LP Fomat: LP ・試聴 https://nyronhigor.bandcamp.com/album/nyron-higor ブルーノ・ベルリ&バタータ・ボーイ・プロデュース! 同じマセイオ出身のローファイ・インスト系マルチ奏者、ナイロン・イーゴルのインターナショナル・デビュー盤が Far Out より登場。 アラゴアス州の州都マセイオで、経済的に貧しい家庭に生まれた若き黒人音楽家ナイロン・イーゴルは、ブラジル北東部の伝統音楽と黄金期MPBの伝統を継承したローファイでインティメイトなベッドルームポップを奏でる作曲家/マルチ奏者だ。自主制作したデビュー作『Fio de Lâmina』は配信のみにも関わらず、ミスター・スクラフ、ジャイルス・ピーターソン、ジョン・ゴメスらがフェイバリットにあげるなど、にわかに注目を集めていたが、このたび待望となる世界デビュー盤を Far Out からリリースする。 共同プロデュースを手掛けたのは一足早く世界デビューを果たし、いまやブラジル次世代を担うシンガー・ソングライターとして注目を浴びるブルーノ・ベルリ、そしてブルーノの右腕ともいえる気鋭プロデューサーのバタータ・ボーイだ。近年サンパウロを拠点としている彼らだが、そのフレッシュな感覚ゆえコラボレーターとしても活躍を見せている。その一環として同じマセイオ出身のイーゴルをプロデュースしたというわけだ。 アルバムのオープニング曲「Ciranda」は、その名の通りシランダのリズムで雰囲気を盛り上げ、物憂げなトロンボーンとメランコリックなアコースティックギターのハーモニーが、インティメイトかつ壮大な雰囲気を醸し出すトラック。デビュー曲のインストゥルメンタル・サウンドをベースに、遊び心のあるオルガン、鳥のさえずりのような口笛、エレガントなアコースティックギターが奏でる「Louro Cantador」は、イーゴルのメイン楽器であるベースの優しい鼓動の中で、各楽器が躍動しながら自然の美しさを表現する。先行シングルの「São Só Palavras」は、NY在住のブラジル人アリシ・ソルとブルーノ・ベルリをフィーチャーしており、1分半という短い瞬きに、若き恋の軽やかさ深さを捉えてみせる。 その音楽は当然ながらブルーノ・ベルリにも通ずるが、インストゥルメンタルの割合が多いぶん、イーゴルの音と静寂に対する鋭敏さが際立つ。深くパーソナルな感覚と普遍的な共鳴、その双方を感じる場所へとリスナーを引き込む極上の桃源郷サウンドは、ブルーノのファンにはもちろん、同じマセイオ出身のイタロ、そしてレオナルド・マルケスのリスナーにまで推薦だ。 Mixed by Batata Boy, Ico dos Anjos, Bruno Berle, and Nyron Higor Mastered by Batata Boy Produced by Batata Boy, Bruno Berle, and Nyron Higor
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Cartao Postal - Evinha (Eva)
¥4,600
Artist: Evinha (Eva) Title: Cartao Postal Label: Vampisoul Cat No: VAMPI308 Fomat: LP エヴィーニャによる1971年リリースの名作『Cartão Postal』が世界初リイシュー! 50年代末~60年代に活躍した兄妹ヴォーカル・グループ「トリオ・エスペランサ」の一員としても知られる女性歌手エヴィーニャ。特にトリオ・エスペランサ脱退後、ソロ活動を開始してから60年代末~70年代初頭に残したアルバムはどれも素晴らしいクオリティのMPB作品として知られているが、残念なことにこれまでLPでのリイシューは皆無だった。そのエヴィーニャのカタログの中から、特に人気の高い1971年の名作『Cartão Postal』がなんとVampisoulから世界初リイシュー。ブラジル音楽ファンにとってはまさに待望のリイシューだ。 オズマ―ル・ミリートによるカバーでも知られるマルコス・ヴァーリ/パウロ・セルジオ・ヴァーリコンビの名曲「Que Bandeira」のカバーに始まり、ベト・ゲヂスの名盤『Amor De Índio』(1978)に収録されていることでも知られるロー・ボルジェス/ベト・ゲヂス/フェルナンド・ブランチによるミナス名曲「Feira Moderna」のカバー、ジョーベン・グアルダ・ムーヴメントの際に活躍したドゥー・ワップ・グループ「Golden Boys」のメンバーとしても知られるエヴィーニャの弟、ヘナート・コヘアによる表題曲「Cartão Postal」、名作『O Homem, O Poeta』(1975)でも知られる作曲家、アルノルド・メデイロスによる「Olha O Futuro」など名曲のオンパレード。 そしてA面のラストには、Mr.Bongoの名物シリーズ『Mr.Bongo Record Club Vol.1』やHeavenly Sweetnessの名コンピ『Beach Diggin' Volume 1』にも収録されるなどブラジル産レア・グルーヴとして有名なミッドテンポのファンクチューン「Esperar Pra Ver」を収録している。 B面も素晴らしい。70年代に残したプログレッシブなフュージョンアルバムなどで人気を集めるSSW、タイグアラによる鋭いエレキギターのイントロが印象的な「Tema De Adão」、 マイナーながら優れた楽曲を遺すDal-Tom/Lilitoコンビによる軽快かつ爽やかなファンク・チューン「Só Quero」、リフレインするフックのメロディーとコーラスが美しい情景を織り成す「Por Mera Coincidência」...大物からあまり知られてないミュージシャンまで、豪華なソングライター陣が参加した極上の内容だ。 天にも昇るような心地にさせてくれるストリングスアレンジ、グルーヴィーなジャム、そしてエヴィーニャの透き通るようなヴォーカル、どれもが絶品。コーラスワークも素晴らしく、ソフトロックとソウル/ファンクを織り交ぜたようなテイストはトリオ・テルヌーラ/キンテート・テルヌーラのファンにも大推薦の内容。オリジナルが高価だっただけに歓喜のリイシューだ。
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Io Sono Io (Eu Sou Mais Eu) - Ana Mazzotti
¥4,400
Artist: Ana Mazzotti Title: Io Sono Io (Eu Sou Mais Eu) Label: La Matta Cat No: LMTD005 Fomat: 12" これは驚き!アジムス・ワークとしても知られるブラジルの女性鍵盤奏者/シンガー・ソングライター、アナ・マゾッチのキラーチューンを収録したレアシングルがエクステンデッド・バージョンを追加して12"復刻。 アジムス・ワークとして人気の高いアナ・マゾッチのアルバム『Ninguem Vai Me Segurar』('74)。そのなかに収録された曲の中でも「Feel Like Making Love」カバーとならび人気なのが「Eu Sou Mais Eu」だ。実はこの曲、アルバムがリリースされる前にイタリア系のレーベルであるGTAよりプロモオンリーでシングルカットされていた。そこに収録されたイタリア語バージョンに加え、イントロ部分などをエディットしたエクステンデッド・バージョンを追加したのが、この12inchである。 エクステンデッドに加え、フォーマットも45RPMの12"となり出音もばっちり。限定プレスとのことなので気になる方はお早めに。
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Biologic Music - Heerlens Percussie Ensemble
¥5,000
SOLD OUT
Artist: Heerlens Percussie Ensemble Title: Biologic Music Label: Hot Mule Cat No: HTML005 Fomat: LP マックス・ローチのパーカッションアンサンブル、M’BOOMやCULTS PERCUSSION ENSEMBLEの系譜にあるスピリチュアル・パーカッション~エキゾ・アフリカン・バレアリックの激レア盤がリイシュー! 元々はオランダの最南端の小さな町、リンブルグに住むミュージシャンによって1986年に自主制作でリリースされたというレアな逸品だが、内容は極めてミニマルでトライバルな打楽器アンサンブルから、サックスやベース、打ち込みまで入った80's感満載のジャズ的トラックまで収録。NEW WAVE的ないかがわしさ、音と音の隙間に漂うクールなアンビエンスが凡百のクロスオーバーなアフリカンものと違いますね。
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Nacao Africa - Camarao Orkestra
¥3,100
SOLD OUT
Artist: Camarao Orkestra Title: Nacao Africa Label: Favorite Recordings Cat No: FVR154 Fomat: 12" アンドレ・ソロンコやルカス・アルーダ等を擁するフランスの気鋭レーベル〈Favorite Recordings〉の新作は、パリを拠点に活動するブラジリアン・ビッグバンドの12INCH! シンセ、シンベの 80'S ライクなトーンにタイトなドラムス、清涼感溢れる女性ヴォーカルが織りなす文句なしのフローティン・ディスコ・サウンド! 制作中という噂のフルアルバムへの期待を高まります。 A1.Nação África B1.Nação África (Patchworks Remix) B2.Nação África (Patchworks Late Night Dub)
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Tocando Macizas / Caverna - Vivi Hernandez Y Su Conjunto / Grupo Caverna
¥3,600
SOLD OUT
Artist: Vivi Hernandez Y Su Conjunto / Grupo Caverna Title: Tocando Macizas / Caverna Label: Discodelic Cat No: ECL02 Fomat: 7" ・試聴 https://groovierecords.bandcamp.com/album/grupo-caverna-caverna-luis-vivi-hernandez-tocando-macizas-pre-order-limited オブスキュアな中南米産ラテン~サイケを復刻するレーベル「Discodelic」がまたもや快挙! 知る人ぞ知るメキシコのグループに焦点を当てた新しいサブレーベル「EL ECLYPSE」を始動、その第一弾として70年代半ばにメキシコで録音された無名のモンスター級のラテンファンク~サイケトラックを収録した 7"を2タイトル同時リリースする。 こちらは、いなたいホーンセクションと妖しいコーラスがフロアを盛り上げること必至のブレイク入りラテンファンク Grupo Caverna - Caverna、そしてJBを思わせるブレイク連発の超ド級ファンクを聞かせる Luis Vivi Hernandez - Tocando Macizas という悶絶級の2曲を収録!
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Modo Aviao - Caixa Cubo
¥4,500
Artist: Caixa Cubo Title: Modo Aviao Label: Far Out Recordings Cat No: FARO247LP Fomat: LP 現代のアジムス! ブラジル・サンパウロを拠点に活動するジャズファンク/クロスオーバー・トリオ=カイシャ・クーボの新作が、名門 Far Out Recordings より登場! ブラジル経済の中心であり南米最大の都市サンパウロの音楽史を実証するかのように、バイタリティあふれる活動と飽くことなき実験精神で10年以上活動を続けるカイシャ・クーボ。ECMのレインボースタジオで録音されたことでも話題となったデビュー作を筆頭に、初期作はどちらかといえばオーソドックスなピアノ・トリオだったものの、2020年の『Angela』、シェニア・フランサらをゲスト歌手に迎えた2023年の『Agora』など、近年はシンセサイザーを多用したサウンドへと進化。アジムス、アントニオ・アドルフォ、セーザル・カマルゴ・マリアーノ、マルコス・ヘゼンヂといったブラジリアン・ジャズ史を形成してきたレジェンドたちの系譜を受け継ぐ、独自のジャズファンク、サンバジャズ、クロスオーバー・サウンドを展開してきた。そんなカイシャ・クーボの最新作が本作『Modo Avião』だ。 タイトルは直訳すれば「飛行機モード」となるだろう。多彩でときにトリッピーなシンセサイザーの音色、印象的なベースリフ、ブラジルの豊かな音楽遺産を換骨奪胎するような変幻自在のドラミング...。先述したブラジリアン・ジャズ~器楽音楽のレジェンドたちが1970-80年代に残した作品群のエッセンスをしっかりと継承しつつ、リズムやハーモニーにおいては現代的な解釈もまじえ、さらにその可能性を発展させている点がなんとも頼もしい限りだ。 アジムスやマルコス・ヴァーリ、マルコス・ヘゼンヂ、エルメート・パスコアルといったアーティストの音源を世界に広めてきた Far Out Recordings からのリリースというのもポイント高し。新進気鋭のブラジリアン・ジャズファンク・バンドから、ブラジルを代表するバンドへ。本作で一気にブレイクすること間違いなしだ。
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Camino De Flores - El Buho
¥4,100
Artist: El Buho Title: Camino De Flores Label: Shika Shika Cat No: SHSH020 Fomat: LP (Pink Marble Vinyl) エル・ブオの2ndアルバム『Camino de Flores』が待望のリイシュー!エル・ブオとバリオ・リンドが共同主催するレーベル「SHIKA SHIKA」のベストセラーでもある本作は、フォルクローレといった中南米音楽のエッセンスを豊かなサウンドスケープの中に落とし込んだオーガニック・ダウンテンポの傑作。バレアリック/レフトフィールドといった音楽に繋がるエッセンスを感じさせながら、鳥のさえずりや水の流れる音などといったフィールドレコーディングが美しい自然を想起させる。クンビアやフォルクローレといった中南米の音楽をモダンかつ軽やかに聴かせるエル・ブオの手腕の成せる業だろう。日本を代表するサウンドクリエイター、YOSHI HORIKAWAがマスタリングを手がけている。
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Laiz & The New Love Experience - Ela Partiu
¥4,700
Artist: Ela Partiu Title: Laiz & The New Love Experience Label: Agogo Cat No: AR165VL Fomat: 2LP ブラジリアン・ヒップホップ×ジャズ/ファンク/アフロ・ビート。サンパウロ生まれのラッパー、ライズのデビューアルバムがリリース! 近年はジェンバー・グルーヴのタイトルのリリースで知られるドイツ・ハノーファーを拠点とするレーベル、Agogo Recordsから新作が登場。今回リリースされるのは、サンパウロ生まれ/弱冠24歳のラッパー、ライズがレーベルメイトのThe New love Experience(ヒップホップ、トラップ、ラテン・グルーヴ、ジャズ、アフロビートといったジャンルの音楽を創作する芸術コミュニティ)と創り上げた1stアルバム『Ela Partiu』(2024)だ。 1999年にサンパウロで生まれたライズは、実家でのエホバの証人としての生活に適応できず、14歳の時にサンパウロを離れアメリカへ移住。2019年にはベルリンへ移った。この移住の経験は、彼女がリリックの大きなテーマにディアスポラを取り上げるきっかけとなった。アルバムタイトル『Ela Partiu』(英『She has gone』, 日彼女は行ってしまった)は、ブラジリアン・ソウル・レジェンド、チン・マイアによる同曲のタイトルに由来するもので、彼女とはサンパウロから離れた自身のことを指している(かつてカルト宗教団体ハショナウ・クルトゥーラに所属しながらもその後すぐに嫌気がさして脱退したチン・マイアの経験と自身を重ねているのだろう)。 ライズの家庭では音楽が禁止されていたわけではなかったが、厳格で保守的なエホバの家の制限内に収まる必要があったため、霊的または一線を越えないような敬虔な音楽しか聴く事が出来なかった(それはフィル・コリンズとバッハだったという)。そんな彼女がヒップホップ(ジャーマン・ヒップホップ)に出会ったのは、14歳の時にベルリンを訪れた時のことだった。ウィットに富み、切れ味鋭いリリックを繰り出すラッパーのフロウは、祖国ブラジルを見つめる彼女の心を駆り立てた。マルセロD2のようなヒップホップを通してサンバという伝統と向き合ってきたラッパーのディスコグラフィーを発掘し、彼女の新たな文化的な人生の幕が開けた。そしてトロピカリア・レジェンド、トン・ゼ―のエクスペリメンタル・サンバの名作『Estudando do Samba』(1976)はすぐに彼女にとっての道標となった。同様に、リトル・シムズやサンファのような現代の偉大なアーティストたちからもインスピレーションを受けたという。 このような特異な出自を持つ彼女がリリースした1stアルバム『Ela Partiu』(2024)は、ブラジリアン・ヒップホップと呼ぶだけでは足りない。彼女をサポートするThe New love Experienceのジャズ、ファンク、アフロ・ビートなど多様な音楽を混濁させた(しかしそれでいてまとまりのある洗練を感じさせる)演奏が本作をよりユニークな作品たらしめている。スーダンのトラップ・ラッパー、Zeyo Mannをフィーチャーした「Jongo」では、ジャズ/アフロ・ビートを基調とするグルーヴィーな演奏をバックにZeyo Mannがアラビア語でバイレ・ファンキ・スタイルのフロウを繰り出している。コートジボワールのシンガー、VOVAをフィーチャーした「Tipo Assim」では、オールドスクールなベースラインを軸にしたグルーヴにのせて自由闊達なフロウを披露している。他にも、ジェンバー・グルーヴやパット・トーマスとの仕事で知られるエリック・オウスが率いるパーカッシブな演奏をバックにした「Trimegistus」など、どの曲も混沌と洗練を同時に感じさせるような複雑なグルーヴを響かせている。 彼女のフロウ自体はバイレ・ファンキやブラジリアン・ヒップホップとの近接性を感じさせる(もちろん、言語が同じポルトガル語であるという点も大きいが)のにもかかわらず、The New Love Experienceの演奏はジャズ/ファンク/アフロ・ビートのミックスなのだから非常に新鮮。ストリートで鳴るヒップ・ホップとは一線を画したブラジリアン・ディアスポラとしてのヒップホップがジャンル横断的なスタイルの音楽を奏でることは半ば必然といえるだろう。Agogo Recordsのレーベルカラーにもぴったりだ。
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Pique - Dora Morelenbaum
¥4,300
Artist: Dora Morelenbaum Title: Pique Label: Mr. Bongo Fomat: LP バーラ・デゼージョの一員としても知られるドラ・モレレンバウムによる待望の1stフルアルバム。プロデュースはアナ・フランゴ・エレトリコ! ドラ・モレレンバウムは、カエターノ・ヴェローゾや坂本龍一らの作品への参加で知られるチェロ奏者ジャキス・モレレンバウムと歌手パウラ・モレレンバウムの娘として生まれた。著名な音楽一家に生まれた彼女は、デビュー曲となったバラード「Dó a dó」(ゼー・イバーハのソロアルバムにもカバーが収録されている)から、ただならぬ才能を滲ませていた。2021年には1stソロEP『Vento de Beirada』(2021)を発表。アナ・フランゴ・エレトリコ、ルーカス・ヌネス、ギリェルミ・リリオとの共同プロデュースで制作されたこのEPは、彼女がブラジルの伝統に根差した類まれなシンガー・ソングライターであることを確かに示していた。翌年には、ゼー・イバーハ、ジュリア・メストリ、ルーカス・ヌネスと共にバーラ・デゼージョを結成。「トロピカリアの再来」とも称されたバーラ・デゼージョの1stアルバム『SIM, SIM, SIM』(2022)は、ブラジルに限らず世界中でセンセーションを巻き起こした。 同じくバーラのメンバーであるジュリア・メストリとゼー・イバーハがソロアルバムをリリースする一方、ドラにはこれまでアルバムのリリースがなかったが、2024年、ようやく彼女の待望となる1stソロアルバム『Pique』がリリースされる。共同プロデュースには『Vento de Beirada』に引き続きアナ・フランゴ・エレトリコが参加し、コーラスとアレンジには父ジャキス・モレレンバウムと母パウラ・モレレンバウムが参加。他にも、ジュリア・メストリ、ゼー・イバーハ、ルーカス・ヌネスといったバーラの面々から、ギリェルミ・リリオやトン・ヴェローゾなど豪華なゲストが集結した。 スロー・バラードを基調としていた『Vento de Beirada』と比較すると、本作『Pique』ではディスコ、MPB、ファンク、ジャズ、ソウルを織り交ぜたより煌びやかなサウンドへと変化。インナー・ファンク・テイストの「Venha Comigo」、ストリングス・アレンジが一際美しいメロウな「Essa Confusão」、エレピが躍動するジャズファンク「VW Blue」など、多彩なテイストの楽曲を楽しむことができる。このファンキーなサウンドへの変化は、共同プロデュースで参加したアナ・フランゴ・エレトリコの美学が反映されているのだろう。しかし、身体的というよりはどこか内省的で、ドラの楽曲の大きな魅力である「包み込むような幽玄のムード」を存分に堪能することができる。 アナ・フランゴ・エレトリコによる先鋭的なプロダクションとドラの芸術性の融合。現代MPBを代表する真にユニークな傑作がここに誕生した。
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Viver O Mar - Orlas
¥4,900
Artist: Orlas Title: Viver O Mar Label: Day End Records Fomat: LP ・試聴 https://orlas.bandcamp.com/album/viver-o-mar 70年代より音楽キャリアをスタートし、ガル・コスタ、シモーニ、セウ・ジョルジ、ベベウ・ジルベルトらと共演してきたというピアニストのヴィクトル・チクリと、その息子でセッサやマームンヂらとも共演するヴィック・デルヌルによるユニット=オルラスのデビュー作! ポルトガル語で海岸を意味するそのユニット名通り、その音楽はアジムス、アルトゥール・ヴェロカイ、ジョルジ・ベン、マルコス・ヴァーリといったダンサブルなブラジル音楽の系譜に、波音や潮騒といった海岸線のリズムを見事に融合したもの。サイケデリックなパーカッション&ベースにヴェロカイ的なストリングスが加わる「Sabor de Você」、心地よいリズムから多幸感あふれるディスコファンクへとつながっていくマルコス・ヴァーリ・ライクな「Viver O Mar」、ボサノヴァにハウス的インテンシティーを注入した「Descansar」、ストリングスも優美な軽快チューン「Everything is Cool」などなど。 リリースを手掛けたのは、エディ・チャコンからブラジルのメロウ・サンバソウル復刻、エキゾでモンドな中東ローファイ・シンセウェイヴまでを手掛けるLAのDay End Records! 大推薦の一枚です!
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Sofa - Elsewhere CC - V.A.
¥3,600
SOLD OUT
Artist: V.A. Title: Sofa - Elsewhere CC Label: Bongo Joe Fomat: 2LP トリニダードからブラジル、ポーランド、ドミニカまで、トロピカルな珠玉の楽曲が満載のコンピレーションがBongo Joeよりリリース! ブリュッセルを拠点に活動するDJ、プロデューサーのsoFaがコンパイルする名キュレーション・ワーク Elsewhere シリーズの9作目となる本作のキーワードはバレアリック。トロピカルなシチュエーションに最適なグッド・ヴァイヴ曲集で、カリプソ・レコードの聖杯、Jeannette Azzouzの「So Close to Me」を含む、入手困難でレアな作品を中心に、70年代から現代までの楽曲がまとめられている。アーティスト自身のユニークなプロダクションやコラボレーションも収録。独自の審美眼からセレクトされるユニークな楽曲群からは本当に音楽が好きなんだなという感じがビシビシと伝わってきます!
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Los Que Son - Paul Ortiz Y La Orquesta Son
¥5,000
Artist: Paul Ortiz Y La Orquesta Son Title: Los Que Son Label: Now Again Fomat: LP サルサ・ミーツ・ソウル「サルソウル」の名盤が復刻。 このアルバムを代表するラテン・ソウル・ソング「Tender Love」のヒットにより、このアルバムは、ゲットー・レコードで最も人気のある作品の一つとなった。本作はジョー・バターンが「サルソウル」と呼んだ「サルサ・ミーツ・ソウル」のコンセプトを体現した名盤。プロデュースはジョー・バターン。
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Tunel Acustico - Marcos Valle
¥4,900
SOLD OUT
Artist: Marcos Valle Title: Tunel Acustico Label: Far Out Recordings Fomat: LP ブラジルのレジェンドによる5年ぶりの新作アルバム!リオン・ウェアとの共作曲を収録した現代のディスコ・ブギー! ボサノヴァ・アーティストとしてデビューしたマルコスだが、その引き出しは多様。70年代にはアジムスをバックに迎えたグルーヴィーなメロウ・フュージョン『Previsão Do Tempo』(1973)をリリース。80年代前半にはディスコ~AOR系のサウンドに接近し、90年代には世界的なボサノヴァブーム~クラブジャズブームを受けてアルバム『Nova Bossa Nova』をリリース。そのどれもが高い評価を得てきた。 この度お馴染みのFAR OUTからリリースされるマルコス最新作『Túnel Acustico』(2024)は、ディスコ~AOR系のサウンドを現代的にアップデートした前作『センプリ』(2019)以来5年ぶりのスタジオ・アルバムとなる。これまでと引き続きダニエル・モーニックがアレンジ・プロデュースを担当している(マルコス自身も共同プロデューサー/アレンジャーとして名を連ねている)。 注目は、なんといってもリオン・ウェアとの共作曲「Feels So Good」。この曲はなんと1979年に録音されたデモ音源がもとになっており、本作の製作途中、プロデューサーを務めたダニエル・モーニックがその音源を気に入り、アルバムに収録することを決めたのだという。AI技術を駆使しデモ音源に録音されていたアドリヴ・ヴォーカルだけを抽出して削除し、新たにオリジナルのポルトガル語詞を挿入。さらにキーボード、パーカッションを加え、現代的なサウンドで蘇らせてみせた。先行シングルとして公開されたシカゴのLaudir de Oliveiraとの共作曲「Life Is What It Is」は、かつてシカゴ名義で発表された楽曲をセルフ・カバーしたもの。極めつけは、昨年惜しくも亡くなったバート・バカラックへのトリビュート曲「Thank You Burt (For Bacharach)」だ。ジョイス、セウ、モレーノ・ヴェローゾなど、その他のゲスト陣も豪華だ。 本作は、好評を得た前作『センプリ』(2019)の内容を踏襲したアルバムと言えるだろう。リオン・ウェアの共作曲やシカゴへの提供曲のセルフカバーなどを収録しており、『Vontade de Rever Voce』(1981)あたりのディスコ~AOR系のサウンドにビビッと来ている方にはたまらない内容だ。御年80歳(!)のマルコスだが、そのクオリティは未だに衰えを知らない。ブラジル音楽ファンや、ディスコ、ソウルファンはもちろん、音楽を愛する方すべてにオススメしたい極上のブラジリアン・ポップ・アルバムだ。
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Donato Eletrico - Joao Donato
¥4,500
Artist: Joao Donato Title: Donato Eletrico Label: Groovie Fomat: LP 名作『QUEM E QUEM』の発表から40年を経て回帰したエレクトロ・ドナートの進化系!! ブラジル音楽界屈指の鬼才ジョアン・ドナートがサンパウロのビシーガ70とともに録音した2016年の傑作『DONATO ELETRICO』がヨーロッパでレコード・リリース! ボサノヴァの歴史を語るうえで、ジョアン・ジルベルトと並び称される不世出の天才演奏家ジョアン・ドナート。かの小野リサの導きでシーンの表舞台に復帰して20余年、晩年に再び黄金期を迎えていた天才ピアニストが2016年にリリースした作品が本作『DONATO ELETRICO』である。 2014年に1973年発表の傑作『QUEM E QUEM』リリース40周年を記念して催されたステージに着想したとされる、エレクトリック・サウンドをテーマにしたアルバムで、サンパウロの気鋭バンド=ビシーガ70が演奏面で全面バックアップ。独特のメロウネスを湛えた旋律、そしてファンキーに躍動するパーカッシヴ・チューンや、ストリングスを効果的に配したアンサンブルなど、そのサウンドは前述の『QUEM E QUEM』はもちろん、『BAD DONATO』『LUGAR COMUM』といった、ドナートが残したエレクトリック系名盤の系譜を確かに継承するもの。くわえて鬼才ならではの実験精神に裏打ちされた全10曲のオリジナル・レパートリーの数々と、フェンダー・ローズやモーグ、ファルフィッサ・オルガンを駆使したドナートのとどまることを知らない創作意欲が加わったその内容は、当時から評判が高くレコード化が待ち望まれていた。 2020年にはブラジルでレコードプレスされるもすぐに売切、入手困難に。このたびヨーロッパのレーベル Groovie Records より、ブラジルプレスとは異なるオルタナティブ・ジャケット、1LP仕様で再びリリースが実現。買い逃していた方はぜひこの機会にお買い求めいただきたい逸品だ。
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Little Electric Chicken Heart - Ana Frango Eletrico
¥4,800
Artist: Ana Frango Eletrico Title: Little Electric Chicken Heart Label: Mr. Bongo Fomat: LP ブラジリアン・ブギーに接近した最新作が大人気のアーティストによる名作2ndが待望のリイシュー。 トロピカリア発ステレオラブ経由で産み落とされたブラジルのCERO? スペースロックとサンバの血が流れる熱帯のステラ・ドネリー? 多くの媒体でブラジル音楽の2019年ベスト・アルバムにランクインしたアナ・フランゴ・エレトリコのセカンド・アルバムが待望のアナログ・リリース! チリノイズ交じりのイントロからホーンズ、鉄琴、女性コーラスなどが入り乱れ祝祭感とサウダーヂ、サイケデリックな世界が入り混じる "Saudade"、オルタナ的なロック・サウンドと人懐っこいホーンズが疾走する "Tem Certza?"、デカダンな世界観とコケティッシュな歌声がリオの黄昏を思わせる "Chocolate" など、その圧倒的な才能が躍動するブラジル・サイケポップの新定番。ここ日本でも大きな話題となったフーベルに続く存在として、ブラジル音楽ファンはもちろん、インディーロック・ファンにも是非聞いてもらいたい一枚だ。ゲートフォールド・ジャケット仕様。
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Deja Vu - Robson Jorge & Lincoln Olivetti
¥4,400
Artist: Robson Jorge & Lincoln Olivetti Title: Deja Vu Label: Selva Discos Fomat: LP *2024 Repress 70-80'Sのブラジリアン・ディスコ/ブギーを支えた名コンビ=ホブソン・ジョルジ&リンコルン・オリヴェッチの未発表音源が登場。 チン・マイア、マルコス・ヴァーリ、ジルベルト・ジル、ガル・コスタ、ヒタ・リー、ジョルジ・ベンからホベルト・カルロスまで、ブラジルで制作された1000枚以上のレコードに参加し、プロデュースやアレンジ、演奏を行ってきた名手のホブソン・ジョルジ、そしてリンコルン・オリヴェッチ。音楽のトレンドが移るにつれ、これまで以上に注目されるようになってきた70-80'Sブラジリアン・ディスコブギーの名作名曲には、かなりに確率でクレジットされている屋台骨的存在だ。そんな今もっとも旬ともいえる名コンビの未発表音源が本作だ。 録音は1982-86年に行われたもので、きらびやかで軽快なディスコブギーをたっぷりと収録。とりわけ冒頭曲「Suspira」は激キラーで、二人の名義で残された唯一のアルバム『Robson Jorge & Lincoln Olivetti』('82)をさらに発展させたものと言えるだろう。ブラジル音楽ファンはもちろん、ディスコ/ブギー・ファン、フュージョンやシティポップ・ファンにも大推薦の一枚
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De Las Colonias Del Río De La Plata - Viejas Raíces
¥4,800
Artist: Viejas Raíces Title: De Las Colonias Del Río De La Plata Label: Altercat Fomat: LP ・試聴 https://altercat.bandcamp.com/album/de-las-colonias-del-r-o-de-la-plata ※LTD. SPLATTER VINYL! アジムス・ファンにも推薦のスペーシー&メロウなラテン・フュージョン大傑作が名門 ALTER CAT よりLP 復刻。 アルゼンチンを代表するベーシスト = ホルヘ・ロペス・ルイスを中心に結成されたバンド、ヴィエハス・ライシスによる大人気セカンド・アルバム (1976) が待望のアナログ復刻! マティアス・ピサロ (p, key)、ポチョ・ラポーブル (dms, perc) といった精鋭を率い、自身が初代A&Rを務めていたアルゼンチンのレーベルTROVAに録音したメロウでスペーシーなラテン・ジャズファンクの大傑作! キラーチューンとして有名な B4「MIRA TÚ」をはじめ、全曲高密度で粒揃いの8曲を収録。 オリジナルは USD500 以上で取引される逸品であるのはもちろん、かつて一度ずつ復刻された CD とレコードもとっくに入手困難となっていただけに久々のリイシューは嬉しい限り。しかも今回はウェルテルやアグスティン・ペレイラ・ルセーナ&ナナ・ヴァスコンセロスといった幻盤の丁寧な復刻で定評のあるドイツの ALTER CATより。オリジナルマスターを使用、さらにはアルゼンチンのジャーナリスト、クラウディオ・パリシによる英/西語ライナーノーツを掲載したブックレット付と、毎度のことながらこれ以上ないクオリティになっています。
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Cabana - Lau Ro
¥4,300
Artist: Lau Ro Title: Cabana Label: Far Out Recordings Fomat: LP 一部でカルト的な人気を獲得していたイギリスのバンド=ワックスマシーンのリーダー=ラウ・ローが、ルーツであるブラジルに向き合った作品をUK名門 Far Out Recordings からリリース。 エレガントなストリングスとトリッピーなエレクトロニクスが混在した、蜃気楼のようなチェンバーボサ、アンビエントフォーク、ファジーなトロピカリアから雄大な MPBサウンドまで。 カエターノ・ヴェローゾやジルベルト・ジルのトロピカリア期作品、アルトゥール・ヴェルカイといったブラジリアン・サイケ諸作のファンはもちろん、坂本慎太郎やアヴァランチーズ、そしてもちろん同じ Far Out からリリースされたブルーノ・ベルリ、セッサやレオナルド・マルケス、ムーンズあたりの現代ブラジリアン・サイケ~オルタナロックのファンにも大推薦の一枚。 * * * ブラジル・サンパウロで生まれるも10代の頃に移民としてヨーロッパへと渡ったラウ・ローの家族だが、その生活は厳しく、はじめはイタリア北部で、その後イングランドの南海岸ブライトンで工場や清掃の仕事を見つけることができた。「私たちは故郷に戻ることができなかったので、ブラジルと私の繋がりは主に子供時代の思い出と、60、70年代のブラジル音楽への情熱で構成されています」とラウは語る。 次第にブライトンの前衛的かつ自由な思想を持つアーティストやミュージシャン・サークルのなかに身を置くことになった、若いノンバイナリーのシンガー・ソングライター=ラウ・ローは、ワックスマシーンというバンドを結成。2020年から23年にかけて3枚のカルト的人気を誇るアルバムを生み出したが、そのなかで、プログレッシブ・フォーク、ロック、ジャズなど、イギリスのサイケデリック・ミュージックのパイオニア達からの影響と同時に、ルーツであるブラジル音楽からの影響も垣間見せていた。そんな故郷への憧憬を、自身名義の本作『Cabana』でラウは本格的に追及することになる。 アルバムのタイトルはキャビン、小屋のことである。アルバムを録音した自身の居宅の庭にある小屋にちなんで名づけられたのだという。その名が示す通り、アルバムの内容は記憶や自己発見、想像力の極めてパーソナルなものとなった。蜃気楼のようなチェンバーボサ、アンビエントフォーク、ファジーなトロピカリア、そしてときに雄大なMPBサウンドが、憂鬱と希望を運ぶ全10曲。エレガントなストリングスとトリッピーなエレクトロニクスが融和したサウンドと、繊細でありながら静かな自信に満ちた歌声は、自然と野生動物にあふれたユートピアを夢見ながら、英語とポルトガル語で汚染された都市生活に辛辣な言葉を述べていく。 音楽的な「漂流」と同様に、ラウ・ローの移住はもうひとつのブラジルを作り上げたとも言えるだろう。ラウの心にある神話的な場所は「子供時代の太陽の光と喜びが、まだ手付かずのままだった場所」だったのだ。ラウはこう続ける。「この音楽は現代の風景ではなく、パラレルワールドのブラジルから出てきたように聞こえるかもしれません。私は最近ブラジルを再発見し、できるだけ頻繁にブラジルに戻り、世界の様々な地域や自分自身とのつながりを保とうと努めています」
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Esperar Pra Ver / Que Bandeira - Evinha (Eva)
¥2,200
SOLD OUT
Artist: Evinha (Eva) Title: Esperar Pra Ver / Que Bandeira Label: Brazil 45s Fomat: 7" BRAZIL 45S 第43弾、トリオ・エスペランサ~ソロ・シンガーとしてファンキーMPB屈指の女性Vo エヴィーニャ最高傑作と言われる1971年アルバム『CARTAO POSTAL』からの45Sカット・ダブルサイダー。 なんといっても目玉はA面。アルバムではA6に収録されたグーテンベルグ・グァラビーラ&ヘナート・コヘア作のギター/ホーン/エレピが絡み合うキラーブレイク。 B面はアルバムではオープニング・トラックだったマルコス・ヴァーリ作のメロウ・サンバ・ソウル名曲。ジェラルド・ヴェスパールのオーケストレーションも絶妙。アルバムはレコード未リイシュー、オリジナルは超高額で取引されているため、この7インチ化はうれしい限りです。
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Cerebro.Orgasmo.Envidia & Sofia (Feat. Arnaldo Antunes) - Martin Buscaglia
¥2,350
SOLD OUT
Artist: Martin Buscaglia Title: Cerebro.Orgasmo.Envidia & Sofia (Feat. Arnaldo Antunes) Label: Lovemonk Fomat: 7" https://martinbuscaglia.bandcamp.com/album/cerebro-orgasmo-envidia-sof-a トン・ゼー meets プリンス!? 鬼才オラシオ・ブスカグリアを父に持ち、ルベーン・ラダからフアナ・モリーナまでと共演する南米ウルグアイ屈指のポップ職人、マルティン・ブスカグリアの'06傑作『El Evangelio Según mi Jardinero』より、アルナルド・アントゥネスをフィーチャアしたキラーニューウェーヴ・ディスコ「Cerebro, Orgasmo, Envidia & Sofía」がシングルカット! SIDE-BはよりダンサブルなBosqによるリミックス収録という嬉しすぎるダブルサイダーです。