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HOSONO HOUSE COVERS - V.A.
¥5,500
Artist: V.A. Title: HOSONO HOUSE COVERS Label: KAKUBARHYTHM, Bayon Production, medium Fomat: LP 今年2月からスタートした「HOSONO HOUSE」カバープロジェクトに新たな参加アーティストも加わる形でカバーアルバムが完成。11月6日にLPで発売決定。新たにTOWA TEI, SE SO NEON(KR)の参加、rei harakamiによる「終わりの季節」の既発カバーも収録した全11曲アルバムとしてリリースします。Stones Throw Records(US)からのUS/EU盤には、Pearl & the OystersとJerry Paperが参加。ジャケットのイラストは五木田智央によるもの。 こちらの日本盤に加え、Stones Throw Records(US)からUS盤が11月上旬、EUと他の国々は11月中旬~下旬でのリリースとなります。 細野晴臣が1973年に発売した1st album「HOSONO HOUSE」。今もなお日本のみならず世界各地で大事に聴かれ続けているポップミュージック史に残る1枚であります。例えばグラミー賞で最優秀アルバム賞を受賞したハリー・スタイルズの「ハリーズハウス」は、「HOSONO HOUSE」から着想した作品でした。これは世界各地の若い世代にも浸透、評価されていることを表しています。そんな名作の発売から50年を記念したカバーアルバム「HOSONO HOUSE COVERS」。日本のみならず世界各地より細野晴臣を敬愛するとてつもなくクールでホットなアーティスト、バンドの皆さんが素晴らしいカバーを提供してくれました。今もなお渾然と輝き続ける「HOSONO HOUSE」の魅力にまた新しい側面を与えてくれるカバーアルバムになっております。 トラックリスト: SIDE A 1. 相合傘 / TOWA TEI 2. 福は内 鬼は外 / John Carroll Kirby feat. The Mizuhara Sisters 3. 住所不定無職低収入 / mei ehara 4. CHOO CHOO ガタゴト / くくく(原田郁子&角銅真実) 5. 冬越え / 安部勇磨 6. 僕は一寸 / Mac DeMarco SIDE B 1. 恋は桃色 / Sam Gendel 2. 終りの季節 / rei harakami 3. 薔薇と野獣 / Cornelius 4. パーティー / SE SO NEON 5. ろっかばいまいべいびい / 矢野顕子 Illustration: 五木田智央
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Contact - 角銅真実
¥6,600
Artist: 角銅真実 Title: Contact Label: ユニバーサルミュージック合同会社 Fomat: 2LP “いつかどこか”へ繋がる音楽。 打楽器奏者/シンガー・ソングライター角銅真実、4年ぶりのニュー・アルバム。 ソロ活動に加えて、ceroのサポートや石若駿SONGBOOK PROJECTのメンバーなどでも活躍中の打楽器奏者/シンガー・ソングライター、角銅真実。音楽メディアで高い評価を得た2020年の『oar』以来、実に4年ぶりとなるニュー・アルバム。 近年活動の中心としている古川麦(g, cho)、秋田ゴールドマン(b)、光永渉(ds)、巌裕美子(cello)とのバンドセットを核に、多彩なミュージシャンを迎えてレコーディング。 美しく儚げなウィスパーボイスと、懐かしいようで見知らぬ風景を見せてくれる独特な歌詞の世界観、そして遊び心あふれるサウンドメイキングなど、その溢れる才能をさらに開花させた作品です。 アルバム・ジャケットは、かねてから交流のあるメキシコのアーティスト、ヘラルド・バルガスによる描き下ろし。 トラックリスト: Side A 1. i o e o 2. 蛸の女 3. 外は小雨 feat. Sam Amidon Side B 4. 枕の中 5. Flying Mountain 6. Kujira No Niwa Sice C 1. 長崎ぶらぶら節 2. 落花生の枕 3. theatre 4. Carta de Obon Side D 1. flowers everywhere 2. 3 3. 人攫い
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Mellowmaniac - Moo Latte
¥5,100
Artist: Moo Latte Title: Mellowmaniac Label: U Know Me Records Fomat: LP アフリカ系ポーランド人プロデューサーでデンマークはコペンハーゲン在住のビートメーカー/プロデューサー。 ヒップホップ、ソウル、ジャズ、エスニック・ミュージックといったジャンルの間を行き来しながらサンプル、アコースティック楽器、シンセサイザーを組み合わせて、彼独自のサウンドを作り上げています。 今回の7枚目のアルバムはこれまでのリリースとはかなり異質な作品となっており、ビートが強い過去6作と比べ本作は95%ドラムレスで、サンプリングも一切使用していない初のアルバムとなります。 ほとんどのトラックは、ホテルの部屋や楽屋で録音され、ローファイでメロウで表現豊かな真骨頂作品です。
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Invisible Road: Original Recordings 1985 -1990 - Sussan Deyhim & Richard Horowitz
¥4,400
Artist: Sussan Deyhim & Richard Horowitz Title: Invisible Road: Original Recordings 1985 -1990 Label: RVNG Intl. Fomat: LP モロッコ、アラブなどの中東民族音楽の土着性と、NYミニマル / アヴァンギャルド・ミュージックが奇跡的融合を果たした1981年リリース傑作『EROS IN ARABIA』で知られるRICHARD HOROWITZとイラン・テヘランで生まれ育ち、後にニューヨークへと渡りSTEVE LACY、ANTHONY BRAXTON、そしてALAN SILVAと関わったコンポーザー / ヴォーカリストSUSSAN DEYHIM。人生のパートナーであった2人の1985年~1990年までの未発表音源がPETE SWANSON運営、FREEDOM TO SPENDよりヴァイナル・リリース。 HOROWITZがモロッコ滞在中に学んだ北アフリカのネイ (尺八系の縦笛)、ベルベル人、グナワの音楽と、DEYHIMのルーツであるイランのカルチャー / 音楽がNYダウンタウンのアンダーグラウンド・ミュージック・シーンの元に結びついた奇跡的な産物。 英語とペルシャ語の両方で歌い、または世界中の土着的なヴォーカル・テクニックを駆使して生み出されるDEYHIMのついいつ無二と言えるヴォーカル、そして世界中の民族音楽や、実験音楽、ミニマルミュージック、フリージャズといった音楽ジャンルをクロスオーヴァーしたエキゾチックでロマンティックなサウンドはとにかく刺激的! HOROWITZがJON HASSELLのバンドで演奏しながらも「第四世界」とは全く異なるヴィジョンを描いていたことが窺い知れる貴重音源の数々。
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Ruins - Ruins
¥3,700
Artist: Ruins Title: Ruins Label: Spittle Dependance Italy Fomat: LP これまでにもMINIMAL WAVEからのリリース、そしてMANNEQUINのコンピレーションにもセレクト、さらにさらにSTROOM 〰やMUSIC FROM MEMORYまでもが手を出したイタリアン・ニューウェイヴ / シンセ・ポップ・ユニット最高峰RUINS (HENRY COW"RUINS"より命名)。1984年にリリースされたセルフタイトルEPが未発表ボーナストラックを追加し待望のリイシュー! 1983年にグループとしての活動を終え結果、必然的にデュオ形態として再始動したRUINSが、エレクトロニック・サウンドとブラックミュージックからの影響を色濃く反映させた時期の作品。同時期にレコーディングされた未発表音源を収録して満を持しての再発となりました。
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Electronic Phantoms - maya ongaku
¥4,200
Artist: maya ongaku Title: Electronic Phantoms Label: Bayon Production / Guruguru Brain Fomat: LP 昨年デビューしたmaya ongaku 2枚目の作品となるNEW EP『Electronic Phantoms』が10月9日にVINYL化! 今作も[Bayon Production]と[GURUGURU BRAIN]との共同リリースです。 Guruguru Brain / Bayon Productionから昨年リリースされたデビューアルバム『Approach to Anima』から1年。新たなフェーズへ突入し進化を見せるmaya ongakuの新たなサウンドアプローチはリズムマシンを基盤にエレクトロな展開で構成されたコンセプチュアルな一枚。既にライブでも定着しつつある先行配信のM-1「Iyo no Hito」。ミニマルなビートに乗る効果的なサックスの響きに不穏な空気が漂う「Anoyo Drive」。童歌のようなストレンジなポップソングで脳内ループから逃れられなくなる「Love with Phantom」。ライブでも度々披露されてきた15分におよぶ壮大でスピリチュアルな「Meiso Ongaku」。世界が求める独創的な日本オルタナティブを象徴する傑作!
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1982 - Ike Yard
¥4,200
Artist: Ike Yard Title: 1982 Label: Dark Entries Fomat: LP ・試聴 https://ike-yard.bandcamp.com/album/1982 活動期間が1年も満たないまま解散した伝説のカルト集団Ike Yardの幻の未発表アルバムを発売。 Korg MS-20やTR-808を駆使したミニマルでグルーヴィーなサウンドはELECTROACOUSTIC、No waveの魅力が詰まっています。現代でも新鮮な実験的サウンドはポスト・パンク、エレクトロニクスファン必聴の一枚です。
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Linda Carriere - Linda Carriere
¥4,730
Artist: Linda Carriere Title: Linda Carriere Label: ソニー・ミュージックレーベルズ Fomat: LP 細野晴臣プロデュースによる伝説の[未発売]アルバムが遂にリリース! 1977年に細野晴臣プロデュースで制作されたリンダ・キャリエールの幻のデビューアルバム。全曲作詞はジェームス・レイガン。作曲は細野晴臣4曲、山下達郎2曲、吉田美奈子2曲、矢野顕子1曲、佐藤博1曲と超豪華作家陣の書下ろしによる全10曲。当時、業界関係者にプロモーション用ラフミックスのテストプレス盤が少数配布されたが、発売に至らず。今日まで数多くの発売のリクエストを受けていた幻のアルバムが細野晴臣立ち合いによるGOH HOTODAの最新ミックスで遂に発売決定! プロフィール: ニューオーリンズ生まれ。UCLA に通うために移住したロサンゼルスの「マーベリックス・フラット」という若者向けのクラブで歌い始める。ALFA MUSICでのプロデュース第一弾作品制作のためのボーカリストを探していた細野晴臣の目に留まり、1977年にアルバム『Linda Carriere』を東京で録音する。その後、伝説的R&BグループDYNASTYに参加しプロとしてのキャリアを重ねる。
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Last Of The Beats - Gray
¥6,100
Artist: Gray Title: Last Of The Beats Label: Plush Safe Fomat: LP ジャン=ミシェル・バスキア....ヴィンセント・ギャロ.....ここまで出た名前で悶絶してしまう人はNYアートにとてつもなくドップリなはず。そんな鬼才達を擁した伝説のノー・ウェーヴ集団グレイがまさかの完全新作『LAST OF THE BEATS』を伴って帰還。 バスキアと共にバンドを結成したオリジナルメンバー マイケル・ホルマンと途中参加のニック・テイラーを中心に録音された本作。ゲストに名門MO'WAX総帥ジェームズ・ラヴェル、スパイク・リー監督作品でお馴染み俳優ロジャー・グエンヴァ―・スミスと豪華メンツを揃え、摩訶不思議な電子音楽と生楽器の融合に挑戦。ホワンホワンしつつピリピリした刺激で包まれた内容は圧巻の一言。アーサー・ラッセルの如くポップとアヴァンギャルドをまたぎながら、炸裂する緊張感は『SHADES OF...』と地続きで変わりません。 実際にバスキアが使用した楽器と日用品の間を行くオブジェがジャケットという視覚の見せ方までこだわる姿勢...1980年代NYの光景を保ちながら現代に高画質でアップデートされている。
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祝祭組家音頭/南部式ドンパン節 - 南部式
¥2,750
Artist: 南部式 Title: 祝祭組家音頭/南部式ドンパン節 Label: アンダーブリッジ Fomat: 7" 九州南部地方民俗楽器ゴッタン奏者寺原仁太と和太鼓山之内隆弘による新民謡ユニット南部式は民謡の概念を再確認し現行の民謡を自身の生活環境を軸に再構築、祝い唄や盆踊り櫓などなど新しい祭りの創作を行い芋蔓一座という芸能集団の核である。 トラックリスト: Side-A :祝祭組家音頭 Side-B :南部式ドンパン節
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The DoctorSoul Reworks - Michael Franks
¥3,300
SOLD OUT
Artist: Michael Franks Title: The DoctorSoul Reworks Label: Too Slow To Disco Fomat: 12" Too Slow To DiscoとWarmer Musicとのコラボレーションによる、ワーナー・ミュージック・カタログの公式リワークの新シリーズがスタート。 今回はミスターAOR、マイケル・フランクスの2曲のリワークを収録した12インチがリリース。Aサイドには77年作『スリーピング・ジプシー』に収録された「Chain Reaction」、サイドBには83年作『パッション・フルーツ』に収録された「When Sly Calls (Don't touch that phone)」のリワーク・トラックスを収録しています。リワークを手掛けたのはパリのプロデューサーでToo Slow To Discoとの長年のコラボレーター、ドクターソウル。彼のこれらのリワークは、以前からネット上に出回っていたものの、この度ついに公式リリース。D.J./リミックス&ミュージック・プロデューサー/サウンド・デザイナーである彼は、ジャズ界でも様々なジャンルのアーティストやバンドとコラボレートしており、伝説的なタニア・マリア、ジェフ・カスカロ、マンドゥー、インタービューなどのリミックスを手がけている。彼自身の音楽的リリースは、ディスコとファンクの領域に深く根ざし、モダンなサウンド・プロダクションのタッチで、若い世代だけでなく、80年代のダンスフロア・カルチャーを思い起こさせる今クールに響くサウンドです。
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Gia Margaret - Gia Margaret
¥4,300
SOLD OUT
Artist: Gia Margaret Title: Gia Margaret Label: Orindal Records Fomat: LP 2018年のデビュー作『THERE'S ALWAYS GLIMMER』が有識者から高い評価を得たシカゴ・イリノイの女性シンガーソングライター。病に倒れ、一年半近くも声を失った時期に制作された2020年 アンビエント・アルバム『MIA GARGARET』 GIA自身の自己治癒の過程を記録した作品で、アルバムのオープニングを飾る"APATHY"には、彼女が実際に行ったヴォーカル・セラピーのエクササイズの抜粋が含まれています。足音、教会の鐘、湖の波音などのフィールド・レコーディング素材、シンセサイザー、ピアノ、アコースティック・ギターを使った、控えめながらも臨場感のあるアレンジが混ざりあった、音楽の癒しの力を感じさせるアンビエント・ミュージックとなっています。
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ADD SOME MUSIC TO YOUR DAY - 山下達郎
¥4,400
Artist: 山下達郎 Title: ADD SOME MUSIC TO YOUR DAY Label: Wild Honey Fomat: LP 72年山下達郎による自主制作アルバムがアナログ盤で発売。すべてはここから始まった。1972 年、山下達郎が 19才の時に友人たちと作った限定100枚の自主制作アルバム「ADD SOME MUSIC TO YOUR DAY」、アナログ LPで発売!!Side A は、ビーチ・ボーイズのカヴァー、Side B はドゥー・ワップやロックンロールのカヴァー等 を収録。2024年最新リマスター&ヴァイナル・カッティングに加え、山下達郎本人によるライナー収録。(メーカーインフォより)
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LIFE - 小沢健二
¥4,950
SOLD OUT
Artist: 小沢健二 Title: LIFE Label: ユニバーサルミュージック Fomat: LP 1994年8月31日のCD発売からピッタリ30年!小沢健二の出世作にして、ミュージック・マガジン誌の「90年代の邦楽アルバム・ベスト100」でも堂々の1位に選出されたJ-POP史に輝く大名盤を、オリジナルのアナログ・マスターテープからマスタリングしてLPで再発。ジャケット及びインナースリーブにヴァンヌーボ紙を使用した極上仕様。
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BAD ADVICE / MIND TRAIN - Cornelius
¥2,900
Artist: Cornelius Title: BAD ADVICE / MIND TRAIN Label: ワーナーミュージック・ジャパン Fomat: 12" アート・リンゼイをヴォーカルに迎えたファンク・ナンバー「BAD ADVICE」、約10分の新曲「MIND TRAIN」、そして、オリジナルアルバム「夢中夢」収録「火花」のカナダの音楽家ジョセフ・シャバソンによるリミックス作品の3曲を収録。 トラックリスト: 1. BAD ADVICE 2. 火花 (Joseph Shabason Remix) 3. MIND TRAIN
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夢中夢 -Dream In Dream- Cornelius
¥4,400
Artist: Cornelius Title: 夢中夢 -Dream In Dream- Label: ワーナーミュージック・ジャパン Fomat: LP コーネリアスの7作目となるオリジナルアルバム「夢中夢 -Dream In Dream-」が待望のアナログ盤発売。 「変わる消える」「火花」「無常の世界」、そして「環境と心理」のセルフ・カバー・ヴァージョンのほか、全10曲収録。 トラックリスト: 1.変わる消える - Change and Vanish 2.火花 - Sparks 3.TOO PURE 4.時間の外で - Out of Time 5.環境と心理 - Environmental 6.NIGHT HERON 7.蜃気楼 - Mirage 8.DRIFTS 9.霧中夢 - Dream in the Mist 10.無常の世界 - All Things Must Pass
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Del Silencio - Respuesta Alternativa
¥5,200
Artist: Respuesta Alternativa Title: Del Silencio Label: Left Ear Records Fomat: LP OZミニマル・アンビエント・ジャズの知られざる傑作PICTURE MUSIC、そしてオーストラリア、ニュージーランドのニューウェイヴ / アンビエント / ニューエイジ・シーンに焦点を当てた極上コンピ『ANTIPODEAN ANOMALIES 2』、そして82年ジャパニーズ・エクスペリメンタル・フォーク自主盤TWIN COSMOSなどの再発を手掛けるLEFT EARからスパニッシュ・ニューウェイヴ / エレクトロ・デュオ、RESPUESTA ALTERNATIVA未発表音源コンピがヴァイナル・リリース! 1987年~1990年にかけてレコーディングされて以来、お蔵入りとなっていた未発表音源集を収録しており、地中海の爽やかなフィーリングを滲ませた楽曲は、カルトなニューウェイヴとしては勿論、バレアリック、オーガニック、アンビエントな魅力を感じさせます!
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Little Electric Chicken Heart - Ana Frango Eletrico
¥4,800
Artist: Ana Frango Eletrico Title: Little Electric Chicken Heart Label: Mr. Bongo Fomat: LP ブラジリアン・ブギーに接近した最新作が大人気のアーティストによる名作2ndが待望のリイシュー。 トロピカリア発ステレオラブ経由で産み落とされたブラジルのCERO? スペースロックとサンバの血が流れる熱帯のステラ・ドネリー? 多くの媒体でブラジル音楽の2019年ベスト・アルバムにランクインしたアナ・フランゴ・エレトリコのセカンド・アルバムが待望のアナログ・リリース! チリノイズ交じりのイントロからホーンズ、鉄琴、女性コーラスなどが入り乱れ祝祭感とサウダーヂ、サイケデリックな世界が入り混じる "Saudade"、オルタナ的なロック・サウンドと人懐っこいホーンズが疾走する "Tem Certza?"、デカダンな世界観とコケティッシュな歌声がリオの黄昏を思わせる "Chocolate" など、その圧倒的な才能が躍動するブラジル・サイケポップの新定番。ここ日本でも大きな話題となったフーベルに続く存在として、ブラジル音楽ファンはもちろん、インディーロック・ファンにも是非聞いてもらいたい一枚だ。ゲートフォールド・ジャケット仕様。
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nothing - Louis Cole (with Metropole Orkest & Jules Buckley)
¥5,900
Artist: Louis Cole (with Metropole Orkest & Jules Buckley) Title: nothing Label: Brainfeeder Fomat: 2LP (数量限定/DLコード付き/ホワイト・ヴァイナル/日本語帯付き) ロサンゼルスの超人ルイス・コールが3年連続で〈Brainfeeder〉からリリースするアルバムの最新作『nothing』は、世界有数のポップ&ジャズオーケストラである、メトロポール・オーケストラとの共演作。 レッチリ、サンダーキャット、クインシー・ジョーンズ、フライング・ロータスなどから絶賛されていたルイス・コールは、2018年に〈Brainfeeder〉から『Time』をリリースしたことで、一気に注目を集める。超絶タイトなスーパードラマーというだけでなく、複数の楽器を操り自宅でレコーディング&撮影を行い、ミックスやビデオ編集も自分ひとりで完結させるDIY精神は世界的にも高く評価された。2022年の『Quality Over Opinion』からは「Let It Happen」が第65グラミー賞にノミネート、翌年にはアルバムも第66回グラミー賞でノミネートを果たしている。さらにここ数年は自身のビッグバンドやノウワーで来日しただけでなく、サンダーキャットのバンドでの来日、フジロック’23のホワイトステージで2日目のトリ、NHK Eテレ「天才てれびくん」へのまさかの出演など、話題を振りまき続ける最注目のアーティストという立ち位置で今作のリリースとなっている。 今作で奏でられる音楽は、彼がこれまでに手掛けたどの作品よりも大きく、大胆で、広がりがある。これはジャズである。クラシック音楽でもある。ファンクでもある。シンセやループも聴ける。バンド演奏や、もちろん生ドラムも聴ける。フルオーケストラの演奏もある。非常に簡潔な曲もある。10分をはるかに超える曲もある。ルイスにとって、ジャズとは常にあらゆる期待から解き放たれる場所であり、メトロポール・オーケストラとジュールズ・バックリーと共演した『nothing』において、彼はそれを音楽で体現している。 メトロポール・オーケストラは、ジャズのビッグバンドとクラシックの交響楽団が融合した、オランダの超有名オーケストラだ。参加作がグラミー賞に24回ノミネート、そのうち見事4回受賞している。1945年創設、エラ・フィッツジェラルド、ディジー・ガレスピー、パット・メセニー、ハービー・ハンコック、エルヴィス・コステロ、イヴァン・リンスなどのレジェンド達と共演。近年は首席指揮者ジュールズ・バックリーの指揮で、スナーキー・パピー、ジェイコブ・コリアーとの共演作がグラミー賞を受賞。さらにロバート・グラスパー、グレゴリー・ポーター、コーリー・ウォンなどの新世代のスターとも積極的に共演してきた。 ルイス・コールとは2021年から、ジュールズ・バックリーの指揮で何度となく共演。ライブではルイスに倣って皆がガイコツ・スーツを着るのが定番となっており、今作のジャケットでもその写真が使われている。 今作のリリースは驚くべきことだ。なぜならほぼ最後の最後まで、『nothing』は実のところアルバムではなかったからである。それはコラボレーションであり、一連のコンサートであり、ふたつの世界のクロスオーバーだった。ルイスはこうした機会を長年にわたって待ち望んでいた。父親がクラシック音楽の大ファンだったため、彼は子どもの頃、そうした音楽をたくさん吸収していた。 オーケストラとのプロジェクトに取り組むとすぐに、彼は作曲に“熱中”した。完成した録音は17トラック、1時間以上に及んだ。ルイスが探し求めていたものは非常に明確だった。その課題とは、深く感情を揺さぶる音楽を作ることであり、同時にシンプルでまっすぐなものにすることだった。 完成した17トラックは、ほとんどが新曲。すべての作曲・アレンジ・ミックス・マスタリングはルイス本人が行っている。オーケストレーションもすべてに携わり、内8曲は自分ひとりでオーケストレーションを完結させた。 外部のアレンジャーと仕事をするという選択肢は決してなかった。「結果に満足するためにはそれしかなかった。これは僕の純粋なヴィジョンなんだ。それは他の誰のものとも混ざることがない」 ジュールズ・バックリー指揮のメトロポール・オーケストラは、このプロジェクトの理想的なパートナーであった。このアンサンブルは、50人編成のオーケストラ、ルイスのバンド、そして彼の長年のクリエイティブ・パートナーであるジェネヴィーヴ・アルターディなどのゲスト・スターが参加するツアーを行い、ヨーロッパ各地で全日程が満員となった。いくつかのヴォーカルの再録音と楽器の重ね録りを除き、『nothing』で聴けるのはこの恍惚的なライブからの抜粋である。 今作に収録されるテイクには、2021年のスタジオセッション、2022年のノースシージャズフェスティバル、2023年のドイツとアムステルダムでのライブ録音などが使われている。ルイスによれば、これらの録音から一番良いテイクを自分で選んでミックスするために、60人以上いるオーケストラとバンドの音を全て聴いて確認したとのことだ。 ルイスにとってはミキシングの段階が仕事のハイライトだった。彼はまるまる9か月かけて最良のテイクを選び、オーケストラのパートが本当に輝くまで音響のバランスとフリーケンシーを調整した。「ミキシングが終わったときは悲しかったよ」と彼は笑う。「自分のソロ曲をミキシングしていると、曲に魔法の粉が必要だと感じることがある。 でも、オーケストラ全体と自分のリズムセクションをミキシングしていると、人間的なエネルギーが溢れてくる! 魔法を加える必要はない。魔法はずっとそこにあるんだ」。 そのリズムセクションとヴォーカルで、いつもの仲間が参加している。ノウワーなどでも一緒に演奏しているジェネヴィーヴ・アルターディ、サム・ウィルクス、ジェイコブ・マン、ライ・シスルスウェイティー、ペドロ・マーティン、フェンサンタなどだ。 彼らが参加する「Life」「High Five」などはノウワーの曲のようでもあり、さらにルイスの既存曲「Let It Happen」「Shallow Laughter」「Bitches」もオーケストラ・バージョンとして新しく生まれ変わっている。またライブで演奏していた「Who Cares」も初めてアルバムに収録された。 アルバム全体としてはこれまでのルイスの音楽世界をメトロポール・オーケストラがさらに拡張させた内容であり、いつも以上に美しく、いつも以上にカオスになっていると言えるだろう。アルバムの開幕を告げる「Ludovici Cole Est Frigus」では、ルイスはドイツのヴッパータール・シュタットハレで、大ホールにある巨大なオルガンを自ら弾いて荘厳な世界を創り出し——すぐに「Things Will Fall Apart」でタイト・ポップ・ファンクへ漕ぎ出していく。ルイスの過去作でシンセなどで表現されていたカオスなハーモニーが、メトロポール・オーケストラによって表現される瞬間は圧巻の一言。まさに、これぞルイスが語る「魔法」そのものだろう!
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Cabana - Lau Ro
¥4,300
Artist: Lau Ro Title: Cabana Label: Far Out Recordings Fomat: LP 一部でカルト的な人気を獲得していたイギリスのバンド=ワックスマシーンのリーダー=ラウ・ローが、ルーツであるブラジルに向き合った作品をUK名門 Far Out Recordings からリリース。 エレガントなストリングスとトリッピーなエレクトロニクスが混在した、蜃気楼のようなチェンバーボサ、アンビエントフォーク、ファジーなトロピカリアから雄大な MPBサウンドまで。 カエターノ・ヴェローゾやジルベルト・ジルのトロピカリア期作品、アルトゥール・ヴェルカイといったブラジリアン・サイケ諸作のファンはもちろん、坂本慎太郎やアヴァランチーズ、そしてもちろん同じ Far Out からリリースされたブルーノ・ベルリ、セッサやレオナルド・マルケス、ムーンズあたりの現代ブラジリアン・サイケ~オルタナロックのファンにも大推薦の一枚。 * * * ブラジル・サンパウロで生まれるも10代の頃に移民としてヨーロッパへと渡ったラウ・ローの家族だが、その生活は厳しく、はじめはイタリア北部で、その後イングランドの南海岸ブライトンで工場や清掃の仕事を見つけることができた。「私たちは故郷に戻ることができなかったので、ブラジルと私の繋がりは主に子供時代の思い出と、60、70年代のブラジル音楽への情熱で構成されています」とラウは語る。 次第にブライトンの前衛的かつ自由な思想を持つアーティストやミュージシャン・サークルのなかに身を置くことになった、若いノンバイナリーのシンガー・ソングライター=ラウ・ローは、ワックスマシーンというバンドを結成。2020年から23年にかけて3枚のカルト的人気を誇るアルバムを生み出したが、そのなかで、プログレッシブ・フォーク、ロック、ジャズなど、イギリスのサイケデリック・ミュージックのパイオニア達からの影響と同時に、ルーツであるブラジル音楽からの影響も垣間見せていた。そんな故郷への憧憬を、自身名義の本作『Cabana』でラウは本格的に追及することになる。 アルバムのタイトルはキャビン、小屋のことである。アルバムを録音した自身の居宅の庭にある小屋にちなんで名づけられたのだという。その名が示す通り、アルバムの内容は記憶や自己発見、想像力の極めてパーソナルなものとなった。蜃気楼のようなチェンバーボサ、アンビエントフォーク、ファジーなトロピカリア、そしてときに雄大なMPBサウンドが、憂鬱と希望を運ぶ全10曲。エレガントなストリングスとトリッピーなエレクトロニクスが融和したサウンドと、繊細でありながら静かな自信に満ちた歌声は、自然と野生動物にあふれたユートピアを夢見ながら、英語とポルトガル語で汚染された都市生活に辛辣な言葉を述べていく。 音楽的な「漂流」と同様に、ラウ・ローの移住はもうひとつのブラジルを作り上げたとも言えるだろう。ラウの心にある神話的な場所は「子供時代の太陽の光と喜びが、まだ手付かずのままだった場所」だったのだ。ラウはこう続ける。「この音楽は現代の風景ではなく、パラレルワールドのブラジルから出てきたように聞こえるかもしれません。私は最近ブラジルを再発見し、できるだけ頻繁にブラジルに戻り、世界の様々な地域や自分自身とのつながりを保とうと努めています」
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Turn Signal - 岩崎桃子
¥1,980
Artist: 岩崎桃子 Title: Turn Signal Label: Special 10 Fomat: 7" 福岡のインディーソウルレーベルSpecial 10 Records第三弾リリースは、気鋭のシンガー岩崎桃子の和製R&B名曲7インチ!SIDE Bのgrooveman Spot Remixでは、より洗練されたネオソウルに進化を遂げる。 福岡在住の気鋭のシンガー岩崎桃子。彼女の声には、強さと弱さの両方が顔を出し、リスナーに寄り添うような心地良さを感じる。今回LoneBrush_EiiCHiとの共作である和製R&B名曲”Turn Signal”が7インチシングルレコード化。SIDE Bには、原曲をより洗練させたネオソウルに昇華させたgrooveman Spot Remixを収録。ジャケットは福岡のグラフィックデザイナー/音楽家であるHotaka Kojimaが担当。
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Qantikala - MuchaMuchaM
¥4,400
SOLD OUT
Artist: MuchaMuchaM Title: Qantikala Label: Special 10 Fomat: LP 先行7inchは即完売!DJ KOCO aka SHIMOKITAプレイのメロウ台湾ブレイクス"Bing Long Moon"収録のMuchaMuchaM 1stアルバムが待望のLP化!福岡のインディーソウルレーベルSpecial 10 Records第四弾リリース! 2024年3月に先行7inchと配信アルバムをリリースし、本格的にベールを脱いだ福岡在住のアジアンエキゾバンドMuchaMuchaM(ムチャムチャム)。本作"Qantikala"は、日本国内は勿論のこと、海外でも話題を呼んでいる。安里屋ユンタカヴァーA6をはじめとする日本とアジアの伝統的な音楽に由来するメロウ楽曲と、LIVEでも盛り上がりをみせるA-3やB-1のような反転してダンス楽曲のモダンさのバランスが、1stアルバムとは思えない作品の完成度を裏付ける。全曲インストゥルメンタルながらも"唄心"あるギターの音色は、どこか懐かしさを感じさせ、ある時は沖縄の海辺へ。ある時はバンコクの雑踏へ。ある時はマレー島のジャングルへと聴く者を誘う。 MuchaMuchaMを主宰するShogo Satoによるアナログリマスタリングと、福岡を拠点とするイラストレーターTOYAMEGによるジャケットの表裏イラストにも着目して欲しい。
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Love Heart Cheat Code - Hiatus Kaiyote
¥4,800
Artist: Hiatus Kaiyote Title: Love Heart Cheat Code Label: Brainfeeder Fomat: LP (限定ブルー・ホワイト・マーブル・ヴァイナル) 圧倒的な歌唱力と個性が魅力のネイ・パーム、そして全員が凄腕ミュージシャンという 変幻自在のバンドサウンドで、グラミー賞にも3度ノミネートを果たしている ハイエイタス・カイヨーテが最新アルバムをリリース。 圧倒的な歌唱力と個性が魅力のネイ・パーム、そして全員が凄腕ミュージシャンという変幻自在のバンドサウンドで、グラミー賞にも3度ノミネートを果たしているハイエイタス・カイヨーテが、最新アルバム『Love Heart Cheat Code』を〈Brainfeeder〉からリリース。 『Love Heart Cheat Code』は、4人の非凡なミュージシャンが、音楽表現の可能性をさらに広げるべく最先端で踊っている様子を捉えたスナップショットであり、11曲の遊び心溢れるいきいきとした楽曲が光を放っている。しかしながら、複雑な楽曲構成で名を馳せ、音楽におけるマキシマリズムを追求する姿勢が批評家にも称賛され、グラミー賞にも複数回ノミネートされたバンドにとって、本作『Love Heart Cheat Code』で最も印象的なことのひとつは、そのシンプルさだと言える。「私はマキシマリストなの。とにかく何でも複雑にしてしまう」とネイは笑う。「でも、人生で色々なことを経験すればするほど、リラックスして自由になっていく。ときには深く考え、人々に何を伝えたいのか?という大切なことに向き合い、人々の心に届くことができる。このアルバムは、私たちがそれを明確にした結果だと感じている。曲がそれを求めていないのであれば、複雑さを示す必要はなかった」 このアルバムでは、バンドの方向性は必ずしも直線的にゴールへと向かったわけではなく、計画的でもなく、熟慮と漂流を経て完成を迎えた。たとえば深夜あるいは早朝まで続くジャムセッションで、一緒にとる食事で、機材やお互いと戯れることもあったという。また、このアルバムには、フレロと呼ばれる自作楽器を演奏するチップことテイラー・クロフォードや、ギタリストのトム・マーティン、フルート奏者のニコデモスなど、メルボルンを拠点とする他のミュージシャンたちが参加している。そして、ビースティ・ボーイズ、ビョーク、ブラー、ベック、セウ・ジョルジらを手がける名プロデューサー、マリオ・カルダート・JRがミックスを手掛けている。 ハイエイタス・カイヨーテは、これまで常に自分たちのアルバムを、小宇宙やひとつの完全な生態系として語ってきた。『Love Heart Cheat Code』では、音楽にあわせて強力なビジュアルワールドを思い描き、スリランカ出身・トロント在住のマルチメディアアーティスト、ラジニ・ペレラと協働して、彼女の絵画作品をアルバムのアートワークに使用している。そこからイラストレーターのクロエ・ビオッカとグレイ・ゴーストが、各曲に対応するビジュアルシンボルをデザインした。それらのアートワークやデザインは、さまざまなかたちでカスタムジュエリーや食品などの製品へと姿を変え、バンドは完全に架空の空間『スーパーマーケット Love Heart Cheat Code』のコンセプトに辿り着いた。バンドはその店の中で、オリジナル製品を製造し、宣伝し、棚に積み、清掃まで行う従業員として働く。現代社会においてアートを「製品」に作りあげることの凡庸さの中で、バンドはそれぞれのアイテムや曲に慰めを見出す。これらには超越的でまばゆく輝く音楽の魔法が詰まっているのだ。 アルバム全編を通じて、ハイエイタス・カイヨーテは知覚よりも感覚を、創造的な調和と長時間にわたるスタジオセッションを通じてのみもたらされる類の信頼を強調している。結果として、彼ら自身や彼らが周りの世界と分かち合いたい音楽に対するより深い理解を反映した、無邪気で、まとまりがあり、なおかつリラックスした楽曲群が生まれた。
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Catpack - Catpack
¥3,600
Artist: Catpack Title: Catpack Label: Tru Thoughts Fomat: LP ムーンチャイルドのヴォーカル、アンバー・ナヴランが LAジャズ・シーン屈指のピアニスト/キーボード奏者ジェイコブ・マン、 ドクター・ドレーやジャスティン・ビーバーが信頼を置くプロデューサー、 フィル・ボードローと新たに組んだスペシャル・ユニット、キャットパックがデビュー 確かな演奏力でLAジャズ〜R&B〜ネオ・ソウルを軽やかに横断し、グラミー賞にもノミネートされたムーンチャイルドのメンバーで、透き通るような歌声が人気のアンバー・ナヴランと、サム・ウィルクスとのデュオやルイス・コール作品への貢献でも知られるLAジャズ・シーン屈指のピアニスト/キーボード奏者、ジェイコブ・マン、そしてドクター・ドレーやジャスティン・ビーバー、レイラ・ハサウェイ、ザ・ゲーム 、 トラヴィス・バーカーらの作品に関わり、プロデューサーとして参加したジャスティン・ビーバーのスタジオ・アルバム『Changes』でグラミー賞にもノミネートされたフィル・ボードロー。彼ら3人が新たにスタートさせたスペシャル・ユニット、キャットパックがデビュー! 本作『Catpack』には、友情と互いへのリスペクトで結ばれた3人の卓越したミュージシャンによる音楽表現の有機的な探究が生んだ11曲が収録。ネオ・ソウル、ファンク、そして電子音楽のエッセンスを取り入れつつ、ジャズの影響を受けたR&Bサウンドを展開する彼らにしか成し得ない芸術性を高みまで極めたアルバムとなっており、ユニークなバンド名は、彼らがスタジオで発見した猫の鳴き声のようなシンセ・パッチが由来となっている。 本作のキー・トラックである「Next To Me」は、永続的な愛を手に入れるために「ビタミンCを摂取し、日焼け止めを塗る」ことをパートナーに促すという、誰かに全てを捧げる献身の極端さについての楽しいジョークである。ニャーニャーと鳴くシンセサイザーの音色の中で、アンバーとフィルの美しいハーモニーが響き渡る。 アンバー・ナヴランはLAを拠点に活動するミュージシャンで、キャットパックではボーカル、フルート、プロデュースを担当。彼女は日本でも人気のネオ・ソウル・トリオ、ムーンチャイルドの一人としても活躍する。ムーンチャイルドとして、ナヴランは5枚のアルバムをリリースし、2023年にはグラミー賞で『Best Progressive R&B Album』部門にノミネートされたことも記憶に新しい。透き通るような歌声はもちろん、プロデュース、パフォーマンスの面においても秀でた才能を発揮するアンバーは、カマシ・ワシントン、スティーヴィー・ワンダー、ザ・インターネット、ジル・スコット、レイラ・ハサウェイ、ロバート・グラスパーといったアーティストとコラボレーション/プロデュース/ツアーを行い、その評価を高めてきた。ソロ・アーティスト兼プロデューサーとして、ムーンチャイルド、キャットパックという2つのプロジェクトを抱え、ラプソディ、9thワンダー、R+R=NOW、ムム・フレッシュ、ノウワー、ルイス・コール、ジェイコブ・マン・ビッグ・バンド、クリス・デイヴ、ダニエル・クロフォード、ラケル・ロドリゲス等とも頻繁にコラボレートしている。 ジェイコブ・マンは、キャットパックでキーボード、クラリネット、そしてプロデュースを担当。ジェイコブ・マン・ビッグ・バンド (アンバーもメンバーとして参加) の活動やソロ名義の作品も発表している。その他、マックス・オックスや シュレック・イズ・ラブといったジャズ・ファンク・バンドとのコラボレーション・アルバムや、ベーシストのサム・ウィルクスとのデュオとしてもアルバムをリリースしている。 フィル・ボードローはキャットパックでトランペット、ボーカル、プロデュースを担当。ここ数年の間に、ドクター・ドレー、ジャスティン・ビーバー、レイラ・ハサウェイ、ザ・ゲーム 、 トラヴィス・バーカーなどと仕事をし、デビュー・アルバム『Ether』でメジャー・レーベルの注目を集めたボードローは、エレクトロニック・デュオAOEの片割れとしてデフ・ジャム・ユニバーサルと契約。2020年、ブラック・バイオリンの最新アルバム『Take the Stairs』のエグゼクティブ・プロデューサーとして、またジャスティン・ビーバーの最新スタジオ・アルバム『Changes』のプロデューサーとしてグラミー賞にノミネートされた。